沖縄本部との合同ライドイベント終了

3月6日、7日の一泊二日を利用し、沖縄で京都支部&沖縄本部との合同ライドイベントを開催いたしました。

イベント初日のコースレイアウトは一番難易度の高いコースだと、150kmの距離を多くのアップダウンを走るコースです。難易度の優しいゆるポタ組のコースも獲得標高は少ないものの100km弱の距離を走りましたので、全く緩くないライドとなりました。

このご時世にも関わらずライドには15人、その中には女性も2名の方が参加してくださいました。

今回のイベントの開催はavgクラブ京都支部長である私が主催者となりメンバーの体調管理等を勝手に担っておりましたので、1日目のライドが終わるまで全く気を抜くことができませんでした…

一日目は北谷からスタート、昼食地点である名護漁港食堂まで速く走るグループの「ウサギさんチーム」とゆっくり走る「カメさんチーム」の2つに分かれてのライド。天候にも恵まれ、また皆さんも久々のライドで楽しかったのか、予定より30分も早い11時30分に昼食地点に到着しました。

昼食ポイントの名護漁港食堂で私は「マグロ丼」を注文しました。値段は900円でしたが一枚一枚の身が大きく、且つ分厚く切られたマグロに大満足でした。

お昼ごはんが終わってからが私にとってのライド本番。昼食後は宿泊先まで30kmと最短距離で走る「ゆるポタ組」と2号線から東海岸まで一気に峠を越えて走る「ヘルシー組」の2つのグループがありました。ヘルシー組という名前の由来は、一度でも2号線の長い峠を登った人はもう二度と走りたくない、またその峠を越えても何度も続くアップダウンに、「地獄を見る」コースから「Hell(地獄)+See(見る)」となっていました。

そんなことはさておき、私はそのヘルシー組に参加しました。初めての2号線の峠は想像以上に険しく何度も心を無理やり折らされそうになりましたが、私よりも辛そうな表情を浮かべるメンバーの一人も同じ道を走っていると考えると私だけが弱音を吐くことはできない雰囲気に…何とか峠を越えたとしても疲れた足のまま短くも斜度の高い上りを何度も登らされ、まさに地獄を見る羽目になりました。そして追い打ちをかけるかの如く、ゴールまで残り約2kmという地点で、何とかもっていた雨が本降りになってきました。

そんな辛く険しいヘルシー組でのライドも当初の予定より1時間早くゴールすることができ、また嬉しいことに先に到着していたゆるポタ組の人達が傘をさしてくれたり、自分たちの自転車を運んでいただきました。

主催者としてメンバーの体調やケガなどたくさんの心配をしていた私が、いつの間にかメンバーに支えられてゴールできたことに幸せを感じながら1日目のライドが終了しました。

今回の宿泊施設は東村にあるエコステイ東村。ここではBBQコンロがあり、予約すれば大人数でのBBQが楽しめます。ライドが終われば主催者であった私もただの人、BBQが始まる前からメンバーの方々とお酒を喰らい、スタート前から既に酔いつぶれることになりました。やはり沖な~んちゅはお酒が強く京都人には太刀打ちができませんでした。そんな中で、特に印象に残っているのが、私よりも年齢の低い高校生達一人ひとりと話をする時間でした。私は酔った勢いで無理やり隣の椅子に座らせ時間を作ったおかげで、彼らの性格が少しだけ見えた気がします。1日目のライドを終えた感想や将来の進路先など色々な話を彼らから聞けて良かったと感じました。

BBQの最中には私から個人的に頼んでおいたメンバーの三線の披露や体験、また近い日に誕生日を迎えるメンバーのお二人にサプライズパーティーを開けたりと、とても楽しい一夜となりました。

一日目を振り返ると主催者としてしっかりとメンバーの方へ気配りができていたか、スケジュールを管理することができたか等、反省することはたくさんありましたが、皆さんが大きなケガなく夜のBBQまで楽しんでいだだけたことが主催者としての一番の幸せでした。

ここまで長くなるとは思っていなかったので2日目の様子については別の記事で書きたいと思います。